2019年現在、Googleで「オフィス」と検索すると、カジュアルオフィスや、まるで自宅のようなオフィス、カフェのようなオフィスなど、
経営者様の志向や、業種業態によって、様々なテイストの仕事空間が増えてきています。その中でも、特にお客様に好まれているアイテムが「フローリング」です。
筆者も様々な会社様、コワーキングオフィスなどにお邪魔しますが、最近の傾向として、「緑っぽいオフィスが多い」「フローリングでウッディな雰囲気なオフィスが多い」
といった感想を持っています。特にIT系の企業様は最近はほぼ例外なく、どちらかのパターンが多いです。
両者に共通するのは、「気持ちが落ち着く」という点です。
社員の元気を保持し、疲れをいやし、生産性や業績を高めていくうえで、フローリングオフィスにする効果はあるのでしょうか?
フローリングオフィスとは、オフィスの床材を木材にすることで、吸湿性や空気清浄などの木材の植物呼吸がもたらす作用から社員の健康を保持する、企業イメージを向上させる指向性を持ったオフィスになります。
木材を床材にすると、木そのものの吸湿性、放湿性により、室内の湿度が一定に保たれる、という特徴があります。湿度を一定にすることは、感染症の菌を繁殖させない上で非常に効果が高いです。
ヒノキやスギには、寺社建築木材に古くから使われ、空気の浄化をしている、と言われています。木材をワークスペースに使うと、空気の浄化、消臭作用が期待できます。
主に使われる木材は、ウォルナット、チーク、チェリー、ヒノキ、ナラ、ホワイトアッシュ、ブナ、ヒバ、コウヤマキ、ハードメープル、スギなどです。
こういった木材の無垢材がフローリングに人気です。コストは多少高いですが、本物の木材にしかない質感と、調湿空気清浄の効果から、本物の木材にこだわられる会社様が多いです。
一般的にオフィスビルは、LANやコンセントの配線が整理しやすいように“OAフロア化”が進んでいます。
「OAフロア」とは、別名「フリーアクセスフロア」ともいわれ、床を嵩上げしてそのスペースにケーブルなどの配線をするフロアです。
その上にフローリングを敷く場合、OAフロアだと直接敷けないものがほとんどなので、一枚板を貼ってからフローリングを貼る、という作業を行なっていきます。
フローリングといえば、木ですね。本物の木を使用したものなので、重厚な雰囲気が出ます。
白い木から黒っぽい木、幅の細いものや広いもの、綺麗な木目のものや粗い木目のもの、と様々な種類があります。
お客様がどんな雰囲気のフローリングを作りたいかによって、選定候補にするものもかなり違ってきます。色から形から質感から、多種多様な木を、当社でもお客様に提案させていただいています。
同じ幅の様々な長さの木材を、横向きに交互に貼っていくものです。ピッチが変わり、リズムがバラバラな魅力があります。住宅でもよく見ますね。
同じ幅の様々な長さの木材を、横向きに、までは「乱尺張り」と同じなのですが、木材の長さが一定なのが違いです。一個飛びにつなぎ目の位置がが同じになります。こちらも住宅でよく見るパターンですね。
部屋の角から45度角度を付けた形で張っていく方法です。
ヘリンボーン張りは、短い均一な木材を90度互い違いに張り合わせていくものです。施工もりゃんこ張りなどに比べ難しく、手数も多いので施工費が一般的に高くなる傾向があります。
とはいっても、無垢の木材をフロアに敷き詰めるのは予算が足りない!とおっしゃるお客様も多いです。
そのような場合我々は、「フローリングを敷いているように見える塩ビタイル」などをお勧めします。
こちらのタイルでも、木ならではの質感や空気への効果は劣りますが、見た目が本当に本物の木に見間違うくらいの質感で、フローリングの「視覚的効果」は満たしてくれる可能性が高いです。
床材をご提案させていただく際には、お客様がフローリングにお求めになる機能性や雰囲気、お客様の予算などに合わせて本物の木材と塩ビタイルなどの代替建材を使い分けていきます。
どんなことでもかまいません。オフィスのフローリング化についてのご相談は、ミライズワークスにお任せ下さい!
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