2021.12.15

オフィス移転会社の個性が出るリフレッシュスペースの作り方

会社の個性が出るリフレッシュスペースの作り方

オフィスにおけるデスクのない自由な空間の存在は重要です。働くことが本業とは言え、休憩は必要ですし、リフレッシュすることで、新しいアイデアや気持ちの切り替えがスムーズにいくこともありますよね。

そんな、日常の中にホッとしたおしゃれな雰囲気を醸し出すスポットが、リフレッシュルームです。今回は、リフレッシュルーム導入に関して、デザインなど、どういったことに気を配ればいいのか考察し、いくつかのアイデアをご紹介します。


オフィスにおけるリフレッシュルームの意義

オフィスにおけるリフレッシュルームの意義



オフィスにおけるリフレッシュルームとは、さまざまに解釈されていますが、突き詰めていくと「気分転換を行う場所」」であり「メンタルをケアする場所」のことです。

よく混同されるのですが、休憩室のように用途が「休憩」に限定される空間ではありません。スタッフ同士の雑談に使ってもいいですし、ランチを食べてもいいでしょう。フレッシュなアイデアを得たいからと、ノートパソコンを持ち込んで仕事をしてもいいですし、複数の人間で簡易ミーティングを行ってもいいのです。

この様に、リフレッシュルームは、多種多様な使い方をイメージしながら構築する、オフィス内の1空間と言えます。

また、リフレッシュルームは社員とスタッフに向けては社内のイメージアップの意味合いを持ち、社外に対してはブランディングの意味合いを持ちます。

うまくリフレッシュできる空間は、働きやすさにも直結します。そして働きやすさは業績にもつながってきます。

オフィス設計は、ただデスクの配置や部署ごとのレイアウトにとどまらず、社員の心理面や感情をも考慮に入れた、総合的な視点で個々の会社に合わせたデザインを志向するものへと進化しているのです。


社員の望むリフレッシュルームをリサーチ

社員の望むリフレッシュルームをリサーチ


上記のように、リフレッシュルームはいろいろな可能性を秘めています。かと言って、何でもできるようにセッティングしてしまうと、当たり障りのない家具しか存在しない、つまらない部屋になってしまいます。

リフレッシュルームの利用者は、そこで働いている社員やスタッフがメインです。まずは今いる社員やスタッフに、どういたリフレッシュルームを希望するのかリサーチすることから始めてみましょう。自由記述でもいいのですが、あらかじめ選択肢を用意しておくと、後から集計がしやすくなります。



コンセプトは明確に

コンセプトは明確に


リサーチが終わったら、いよいよリフレッシュルームのコンセプト作りに取り掛かります。

いろいろな企業がすでにリフレッシュルームを導入していますが、うまく使われているリフレッシュルームというのは、コンセプトがしっかりしています。

なんでもありのコンセプトになってしまうと、部屋の雰囲気が雑多になってしまい、スッキリとしたものにまとまりません。社員やスタッフのアンケートと社風などを考慮に入れて、考えていきましょう。



室内の雰囲気


「白熱電球のようなライトを用いた、温かい雰囲気」なのか「コンクリート打ちっぱなしのような無機質な雰囲気」が好まれるのか。「大きなテーブル」を設置したほうがいいのか「バーカウンター」のようなものが好まれるのか。

リフレッシュルームの雰囲気の決定には、社風も影響してくるでしょう。



設備


コンセプト選定の段階で、どういった備品を設置するのかも決めましょう。まず考えるのはテーブルとチェアの配置です。

2~4人がけのもの・もうすこし大きいテーブル・壁に向き合うスタイルの個人向けスペース、と様々なタイプが存在します。

社内のコミュニケーションを重視するのであれば、入りやすいレイアウトと座りやすいチェアのを導入をおすすめします。

個人で何かを進めるスタッフが多い場合には、個別に分けられた、仕切りのあるテーブル・チェアの組み合わせが好評です。

ミニパーティなど、イベントの開催が多く見込まれるのであれば、小規模でもキッチンがあると準備を進めるのが楽になります。ランチ時のちょっとした料理などにも対応できますね。

ランチを社内で食べる方が多い場合には、電気ケトルやトースターといった家電製品を揃え、それを置く適度な高さのミニテーブルがあると使い勝手が向上します。都度課金タイプのミニコンビニラックがあれば急な残業にも対応可能です。



広さと位置


リフレッシュルームにおいては、広さも重要な要素です。「常時何名程度のスタッフが使うのか」「昼食時には何人まで増えるのか」「イベント利用の有無」などをチェックして、総合的な視野で決定しましょう。無理に大きく作る必要はありませんが、ある程度の広さがあると開放的な雰囲気につながり、利用者もよりリラックスできます。

合わせて、普段の勤務ルームからの距離も重要です。適度な距離があれば気持ちの切り替えにも、リフレッシュにも効果が高まります。複数の部署があるオフィスの場合には、それぞれのデスクから無理なく向かえる位置でのリフレッシュルームの設置をおすすめします。


雰囲気作り


コンセプトが決まったら、室内の雰囲気やムードを考えましょう。


デザイン家具でオシャレに


オシャレ感を出すのであれば、ラックや本棚、テーブルなどにこだわってみてはいかがでしょうか。北欧デザインの家具やデザイナーズアイテムは人気です。

ソファを導入する企業も多いのですが、これは好き嫌いが分かれるポイントかもしれません。居心地のいい空間演出にはぴったりですが、一方で長い時間滞在してしまう傾向も出てきます。人によって快適な座り心地も異なりますが、やや硬めにセッティングされたものであれば使いやすいのではないでしょうか。



観葉植物


観葉植物には、癒やしの効果があります。常にパソコンの画面を見続けているオフィスワーカーの目には、緑は優しく映ります。

イギリスの大学が公表したデータによれば、植物が社内にある場合、従業員の幸福度はない場合に比べ47%も上がることが分かっています。
アメリカの大学の研究では、加えて植物によるリラックス効果が、人間の問題解決能力や認知能力の向上に寄与していることも判明しています。

リフレッシュルームのベースの考えである、「気分転換を行う場所」」「メンタルをケアする場所」の創出にぴったりです。

ただし、きちんと管理しないと、太陽光の少ないオフィス内では観葉植物はうまく育ちません。専門業者などに依頼し、定期的にケアをしてもらえるよう手配することをおすすめします。



打ちっぱなしのコンクリートでクールに演出


リフレッシュルーム内をクールにまとめたいのであれば、むき出しのコンクリートを利用したデザインもおすすめです。むき出し建材がなくとも、オフィスの場合、コンクリート調の床材やクロスもありますので、そういったものをアレンジとして取り入れるのも良いでしょう。

ただし部屋自体が、少々冷たい感じになってしまうので、居心地の良さとの両立は難しいかもしれません。とはいえ、後述するように、リフレッシュルームは使っていく中でその性格が変化していきます。シンプルにまとめた空間であれば、追加のセッティングはやりやすいです。



リフレッシュルームは進化する


一度決めたコンセプトでも、使っていくうちにリフレッシュルームに求められるものは変わってきます。

「当初は個人スペースを重視した作りにしたけれども、少人数で雑談するシーンを多く見かける。」こうした場合はレイアウトの変更がおすすめです。
「キッチンを設けたら料理する社員が意外といた。」こういった場合は冷蔵庫の導入も考慮に入れたくなりますね。

コンセプトも重要ですが、使っている人の実感も合わせて重要です。定期的なフィードバックも入手して、より快適なリフレッシュルームの創出を目指してください。

今回は、オフィス内のリフレッシュルームについて特集しました。いい職場環境といい仕事のためには、職務から離れたホッとできる空間が重要です。ちょっとした工夫で業績が上がることもあります。

ミライズワークスでは、それぞれの会社のニーズに合ったリフレッシュルームをご提案します。

社員やスタッフの満足度を上げたい、職場環境を見直したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。