2018.11.16

オフィス移転オフィスの歴史を知る

私たちが毎日当然のように通っているオフィス。
このような働く場としてのオフィスはいつ頃からあるかご存知でしょうか?
今回は、オフィスの歴史や移り変わりについて考えていきます。


【世界のオフィス事情】


■工業型オフィスの時代

オフィスという機能を持った建物の歴史は14世紀ルネサンスの頃まで遡ると言われていますが、現代のように仕事と家庭が分離した、オフィスが広がったのは18世紀後半の産業革命後だと言われています。

それまでは仕事は雇い主の家で働くことが普通でした。


当初、一般的だったのは学校の教室型オフィスです。
アメリカや日本では、1960年代頃まではこのスタイルが主流でした。
工場での大量生産がモデルになり、徹底した管理主義の中、労働者は機械のように効率的に仕事をすることが求められていました。

現代より単純な事務作業が多かったことも理由ですが、隣の人と話すことは生産性が落ちる行為だと捉えられていたのです。
中には試験監督のように机の間をぐるぐる動き回る監視役までいたこともあったそうなので驚きます。

現代の社員同士のコミュニケーションや交流を大事にしている考え方と全く反対の考えですね。
効率は良くても、この時代の人たちは“楽しんで働く”という感覚はなかったのでしょう。
■個室型オフィスの誕生


一方、ヨーロッパでは極端な個室型オフィスが多く見られました。
集中しやすいというメリットがありましたが、コストがかかる上に、コミュニケーションが取りづらいという問題を抱えていきます。

1960年代、ヨーロッパでは大戦の混乱が落ち着き、人間性を見直す動きが活発になります。
これに伴い、労働環境のあり方や働き方も注目されるようになります。
また、会社としての機能が複雑化していく中で、社員同士コミュニケーションの必要性が求められていました。

この様な時代背景からオフィスランドスケープという概念が登場します。

間仕切りを排除した広い空間に、プライバシー空間を取り入れた、アメリカとヨーロッパのオフィス体系を融合させたようなレイアウトです。
機械的な机の配置をやめ、情報の流れやコミュニケーションの関係性から考えられた円形や斜めのリズミカルな配置が取り入れられました。

【日本のオフィス事情】

■島型デスクの形態

この頃、日本で主流になっていたのは島型の机配置です。
面積効率が高く、日本の組織形態やチーム主義といった風土にあっていることもあり、現在でも主流はこの形です。

日本は高度経済成長が始まってばかり。まだ社会に余裕もなく、オフィス環境の向上は二の次でした。
そんな日本のオフィスが変わり始めたのは1980年代に入ってからのことです。
バブル期で深夜残業やストレスが増大し、休憩スペースやインテリア性へ意識が向いていきます。
OA化への対応にも迫られ、環境整備が行われました。



■フリーアドレスという概念の誕生

バブル崩壊後の不況により、効率性を重視する考えにシフトしていきます。
限られたオフィススペースを有効に使う、フリーアドレスはこの頃に日本で生まれたと言われています。
<まとめ>

2000年代に入り、企業の存続のためには、よりクリエイティブであり、次々とイノベーションを起こすことが重要になりました。
オフィスは社員同士の活発な意見交換の場であると同時に、集中して仕事に取り組める場としての機能を両立することが求められ、オフィスレイアウトは経営戦略の一環として捉えられるようになっています。

14世紀に誕生したオフィスは、ただ仕事をこなすだけの時代から、働き手に目線をむけ環境やシステムを充実させることでメンタル面で満足度を上げていく思考に変化しました。
そうすることで、働き手のモチベーションを上げ、自主的な意見が生まれやすい環境となり、結果的に生産性の高い時間を過ごせると考える企業が増えたからでしょう。

私たちミライズワークスは、そんな時代のオフィスをよりもっと進化させ、働くことに魅力を感じていただけるオフィスづくりをこれからもご提案し続けて参ります。

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簡単にオフィスレイアウトの歴史を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
オフィス移転や、ご開業でレイアウトなどを考える際に、オフィスの歴史について一度振り返ることで、今求められているオフィスの形態が見えてくるかもしれませんね。



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