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すっきりしたオフィスにするための電気・通信配線計画

内装工事・空間デザイン 2021-12-02
すっきりしたオフィスにするための電気・通信配線計画

PICK UP

この記事のポイント

  • 整理されていない配線の問題点
  • 機械の増設の際にどれがどのケーブルなのかわからない
  • 自分の力で配線を整理しスッキリしたデスクを実現する
  • 専門業者に配線リフォームをお願いしてみる
  • 配線をスッキリさせて、オフィス内の雰囲気もスッキリしたものに

デスク上のモニターを増やしたり、PCの接続機器を増やしたりすると、途端に乱雑見えてしまうデスク周りやオフィスの配線。皆さんはどう対処されていますか?

パソコン周りの配線がスッキリと関連付けて設置、整理されていれば、見た目も綺麗にまとまりますし、思わぬ事故を防止することにもつながります。

当ページでは、「自分でできること」「専門工事業者に任せること」の2つを特集し、配線問題の解決から、オフィス内の雰囲気を良好なものにするヒントをご紹介します。

整理されていない配線の問題点

オフィスでのデスク周り配線がまとまりなく放置されていると、以下のような困った問題が出てきます。

見た目が悪い

パッケージから出したままの折れ目のついている電源コードや、まっすぐに伸ばされていない電話線やLANケーブルが机の片隅や床の一角を独占してしまってはいませんか?

多くの電化製品の付属している電源コードは、その長さもまちまちで揃えることは難しいです。延長コードが好んで使われますが、ここに挿された電源コードは、多くの場合コードが余ってしまいうまくまとめることができません。
無理に曲げられていると断線の原因にもなります。

こうなると、ルーズな印象を与えてしまいますね。

ホコリが溜まってしまい火災の危険性

コンセントに刺さった電源プラグは、時間が経つごとに徐々に緩みが生じます。
電源プラグとコンセントの間の空間に綿ボコリがたまってしまうと、そのホコリがコンセントプラグの両端を結んでしまい、ショートが発生してしまいます。火花の飛び散り方によっては、火災の原因となってしまいます。

また、ブレーカーの落ちるギリギリのラインで電気を使い続けると発熱によって配線が焼けてショートや漏電の危険性があります。
以上のことから熱が発生するタコ足配線はとても危険なため、ご注意ください。

コンセント周りはスッキリとさせて、風通しのいい環境を維持しましょう。

機械の増設の際にどれがどのケーブルなのかわからない

ごちゃごちゃしてまとめられていない配線は、何がどの用途のコード・ケーブルなのか判別する妨げになります。
例えばPCの外部機器を交換したい場合、電源コードの交換も必須となりますが、電源プラグの位置が把握できないまま配線交換作業に移ってしまうと、目当てのプラグを探すことも見つけることも難しくなってしまいます。

電源プラグの位置を分かりやすくしておき、コンセントがすぐに抜き差しできることが理想です。

自分の力で配線を整理しスッキリしたデスクを実現する

収納や整理整頓は、みなさん悩まれている問題とあって、多くの場所・店舗で多彩な種類の製品が販売されています。
幅の広い両面テープ、棚、ラックやマット、スタンドや壁かけホルダー、クリップ、フック、サイドテーブル、トレーなどのアクセサリーを購入できます。
オフィス家具専門店でも収納グッズは多数用意されていて、整理整頓に使える収納用品が多く揃えられており、まとめての注文や電話1本での追加購入にも最適です。

新着製品はまめにチェックしてみるとおもしろいかもしれません。
カテゴリ別・機能別に商品登録がされているので、検索機能などを活用し、仕事の効率の上がる製品を確保していきましょう。製品の設置には、多くの場合工具は必要ありません。

配線対策は目隠しの効果もあります。USBケーブルやHDMIケーブル、充電コードなどはうまくガイドを用いて束ねると、掃除もしやすくなり天板上の利用可能なスペースも広がります。キーボード入力以外の作業を卓上で行う場合、キーボードやタブレットの機器収納場所も確保しておくと、天板を広く使えておすすめです。

このように、しっかりと環境を整えることで、内装面の快適性は改善されるのです。
ではデスク周りをスッキリさせるコツをご紹介していきます。

束ねる編

1.結束バンド

一番シンプルで簡単な方法で、多くの商品が販売されています。
100円ショップやホームセンターなどで、安く手に入る結束式のバンドを用意しましょう。

これで、デスク周りの電気配線を1つ1つまっすぐにしながら、数本まとめて束ねていきます。
目安としては、50cmに1回ほどまとめてみましょう。
ここでは電源タップからデスク上の機器につながる複数のコード類を想定しています。バラバラの箇所から伸びるコードやケーブルを束ねる場合には、無理に1つにまとめることはせず、配線コード・ケーブルがまとまるポイントで束ねてみましょう。

2.スパイラルチューブ

結束バンドは点単位でしかまとめられませんが、スパイラルチューブを使うと、ある程度の長さを1つのチューブでまとめることができ便利です。
ただし、1回巻いてしまうと、巻き直しは少々手間がかかってしまうので注意が必要です。
モニターや内線機器等頻繁には動かさないものから伸びるコードやケーブルの整理におすすめです。また断線からケーブルを保護することにも繋がります。

3.ケーブルカバー

デスク上のアイテム等使用頻度が高く、何度も束ね直したい場合には、マジックテープなどを利用したケーブルカバーがあります。
これを使えば、本数に関係なくから配線コード・ケーブルの取りまとめが随時容易にできます。素材や長さもいろいろなものが揃っているので好みに応じて取り付けてみましょう。

4.配線モール

ケーブルカバーの一種で、ハードタイプのプラスチックが用いられます。断面が四角いものは壁に沿って利用し、断面が半円状のものはや床面に這わせてケーブル自体を隠しながら利用します。ルーターから伸びるLANケーブルの配線でよく用いられます。

隠す編

100円ショップやホームセンターなどで、「ケーブルボックス」といったアイテムを見たことはありませんか?
箱とフタのセットという、とてもシンプルなケースなのですが側面に切れ込みが入っており、そこから配線コード・ケーブルを出すことができます。

主に電源タップと電源プラグを同時に収納して使います。電化製品の中には電源プラグが大きいものもありますが、ケーブルボックスを使えばまとめて収納できます。サイズも幅広く展開されています。

浮かす編

「ワイヤーネット」や「プラスチックース」、「ラック」と結束バンドなどを使い、デスク下や壁面に、電源タップや小型電気機器を浮かせて取り付けてしまいましょう。

デスク周りがスッキリしない原因は、そもそも床面に色々と置いてしまうことにあることが多くのシーンで見られます。
そうした現象を逆手に取り、「極力床に物を置かない」「足元をスッキリさせる」収納方法です。ネット上でも多く紹介されていて、必要スペースを有効活用できると人気の手法です。

専門業者に配線リフォームをお願いしてみる

オフィス内の配線を1度にスッキリさせたいなら、専門業者に依頼すると、より大きな効果が期待できます。

電気工事士も所属するオフィスの環境構築のプロなら、面倒な配線問題も根本から見直すことも可能です。

例えば、電気のコンセントの位置です。壁面もコンセントに関してはパネルの交換程度しか、一般には認められていません。しかし電気工事士として登録・届け出がされていて資格があれば、業者への施工依頼なしで固定コンセントの取替え、増設なども可能になります。

長くオフィスを使っていると、コンセントが必要なところと不要なところの差がはっきりしてくるでしょう。
オフィス内でデスクやOA機器が多く置かれるエリアには多くコンセントを配置し、フリースペースや通路など、電気利用の少ないところにはコンセントの数を減らすことでより電化製品が使いやすくなります。

専門業者に依頼すれば、壁面だけでなく床面へのコンセントの増設も可能です。
では、専門業者に依頼する際の流れを見てみましょう。

1.ネットワーク構築についてプランニング

これは依頼する側が行います。おぼろげながらでも依頼する工事の内容を自分たちで検討し、ある程度の形にしておくと、現場の声に合わせた本当に使いやすいレイアウトの実現を叶える1手となります。

2.見積もり依頼

見積もりを数社から集め、依頼する専門業者を選定します。この際、不明な点はよくよく相談し想定と工事内容のズレを少なくしておくことがポイントです。

3.工事スケジュール決定

施工業者を決めた後は、工事スケジュールの設定です。オフィス規模と工事内容により期間はまちまちですが、規模が大きい場合はオフィス業務のストップもあり得ます。業務と見比べながら、負担の少ない工事スケジュールを組みましょう。

4.施工と現場確認

立ち会いに関しては、担当する専門業者によって対応がまちまちです。事前に確認しておきましょう。工事が終わったらプラン・設計図とともに、施工内容の確認作業に移ります。

5.業務復帰

床面の工事も含めて依頼した場合には、デスクや周辺機器の設置に取り掛かります。

※ワンポイント

LANケーブルの配線工事を発注する際には、ハブ機器の調達と施工も依頼すれば、確実に繋がる状態での納品が期待できます。
電気配線工事だけを任せ、ハブ機器を自前で用意してしまうと、何らかの接続不良・ネットワークエラーが出た際、そのトラブル原因の発見に時間がかかってしまいます。ハブ機器も合わせて発注することで、こうした先々のトラブルを避けることができます。

配線をスッキリさせて、オフィス内の雰囲気もスッキリしたものに

オフィスの配線問題の解決は、景観整備、ケガ防止、事故防止の観点から、すぐに実施したほうがいい類のものです。特に事務所開設から時間が経ったオフィスなどでは、その効果はただの整理にとどまりません。

スッキリとしたデスク周りは、働いている人間のメンタルだけでなく、来社したお客様の印象もガラリと変えてくれます。また掃除もしやすくなりいい事づくしです。

今回はその対策に、自分でできるものと専門業者に頼むものの2種類に分けてご紹介しました。

自分でできるものに関しては、100円ショップやホームセンターで入手できるグッズを利用するので、明日にでも一覧にして試してみることが可能です。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、まずは足もとのコードの整理から始めてみてはいかがでしょうか。中にはもう使っていないのに刺さっている電源プラグなどもあるかもしれません。不用品の処分も同時に行いたいところですね。

専門業者に任せる際には、費用だけでなくその性格も重要です。自分たちのアイデアを形にする際は、双方の理解力がキーになります。相性のいいスタッフがいれば、ミーティングを重ねることで、使いやすいオフィスが出来上がります。

ミライズワークスでは、新規ご開設やご移転時・レイアウト変更時を問わず、配線工事に対応することができます。個々のオフィスに合った配線プランもお任せください。ベストなソリューションをご提案いたします。

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