2021.08.16

設備関係すっきりしたオフィスにするための電気・通信配線計画

すっきりしたオフィスにするための電気・通信配線計画

デスク上のモニターを増やしたり、PCの接続機器を増やしたりすると、途端に乱雑見えてしまうデスク周りやオフィスの配線。皆さんはどう対処されていますか?

配線がスッキリと整理されていれば、見た目も綺麗にまとまりますし、思わぬ事故を防止することにもつながります。

今回は、「自分でできること」「専門業者に任せること」の2つに注目しながら、配線問題を解決し、オフィス内の雰囲気を良好なものにするヒントをご紹介します。

整理されていない配線の問題点

整理されていない配線の問題点


デスク周り配線がまとまりなく放置されていると、以下のような困った問題が出てきます。



見た目が悪い


パッケージから出したままの折れ目のついている電源コードや、まっすぐに伸ばされていないLANケーブルが机の片隅や床の一角を独占してしまってはいませんか?

多くの電化製品の付属している電源コードは、その長さもまちまちで揃えることは難しいです。延長コードが好んで使われますが、ここに刺された電源コードは、多くの場合コードが余ってしまいうまくまとめることができません。

こうなると、ルーズな印象を与えてしまいますね。



ホコリが溜まってしまい火災の危険性



コンセントに刺さったプラグは、時間が経つごとに徐々に緩みが生じます。プラグとコンセントの間の空間に綿ボコリがたまってしまうと、そのホコリがコンセントプラグの両端を結んでしまい、ショートが発生してしまいます。火花の飛び散り方によっては、火災の原因となってしまいます。

コンセント周りはスッキリとさせて、風通しのいい環境を維持しましょう。

機械の増設の際にどれがどのケーブルなのかわからない

機械の増設の際にどれがどのケーブルなのかわからない


まとめられていない配線は、何がどのコード・ケーブルなのか判別する妨げになります。例えばPCの外部機器を交換したい場合、電源コードの交換も必須となりますが、電源プラグの位置が把握できないまま交換作業に移ってしまうと、目当てのプラグを見つけるのは難しくなってしまいます。

電源プラグの位置を分かりやすくしておき、すぐに抜き差しできることが理想です。


自分の力で配線を整理しスッキリしたデスクを実現する


束ねる編


1.結束バンド
一番シンプルな方法です。
100円ショップやホームセンターなどで、安く手に入る結束バンドを用意しましょう。これで、デスク周りの配線を1つ1つまっすぐにしながら、数本まとめて束ねていきます。目安としては、50cmに1回ほどまとめてみましょう。ここでは電源タップからデスク上の機器につながる複数のコード類を想定しています。バラバラの箇所から伸びるコードやケーブルを束ねる場合には、無理に1つにまとめることはせず、コード・ケーブルがまとまるポイントで束ねてみましょう。

2.スパイラルチューブ
結束バンドは点単位でしかまとめられませんが、スパイラルチューブを使うと、ある程度の長さを1つのチューブでまとめることができます。ただし、1回巻いてしまうと、巻き直しは少々手間がかかってしまうので注意が必要です。モニターや内線機器等頻繁には動かさないものから伸びるコードやケーブルの整理におすすめです。

3.ケーブルカバー
デスク上のアイテムが頻繁に入れ替わるなど、何度も束ね直したい場合には、マジックテープなどを利用したケーブルカバーがあります。これを使えば、本数に関係なくからコード・ケーブルの取りまとめが随時容易にできます。素材や長さもいろいろなものが揃っているので好みに応じて導入してみましょう。

4.配線モール
ケーブルカバーの一種で、ハードタイプのプラスチックが用いられます。断面が四角いものは壁に沿って利用し、断面が半円状のものはや床面に這わせて利用します。LANケーブルの配線でよく用いられます。



隠す編


100円ショップやホームセンターなどで、「ケーブルボックス」といったアイテムを見たことはありませんか?箱とフタのセットという、とてもシンプルなものなのですが側面に切れ込みが入っており、そこからコード・ケーブルを出すことができます。主に電源タップと電源プラグを同時に収納して使います。電化製品の中には電源プラグが大きいものもありますが、ケーブルボックスを使えばまとめて収納できます。



浮かす編


「ワイヤーネット」や「プラスチックース」と結束バンドなどを使い、デスク下や壁面に、電源タップや小型電気機器を浮かせて収納してしまいましょう。

デスク周りがスッキリしない原因は、そもそも床面に色々と置いてしまうことにあることが多くのシーンで見られます。そうした現象を逆手に取り、「極力床に物を置かない」「足元をスッキリさせる」収納方法です。


専門業者に配線リフォームをお願いしてみる


オフィス内の配線を1度にスッキリさせたいなら、専門業者に依頼すると、より大きな効果が期待できます。

電気工事士も所属するオフィスの環境構築のプロなら、面倒な配線問題も根本から見直すことも可能です。

例えば、電気のコンセントの位置です。壁面もコンセントに関してはパネルの交換程度しか、一般には認められていません。しかし電気工事士の資格があれば、コンセントの取替え、増設なども可能になります。

例えば長くオフィスを使っていると、コンセントが必要なところと不要なところの差がはっきりしてくるでしょう。オフィス内でデスクが多く配置される位置には多くコンセントを配置し、フリースペースや通路など、電気利用の少ないところにはコンセントの数を減らすことでより電化製品が使いやすくなります。専門業者に依頼すれば、壁面だけでなく床面へのコンセントの増設も可能です。

では、専門業者に依頼する際の流れを見てみましょう。



1.ネットワーク構築についてプランニング



これは依頼する側が行います。おぼろげながらでも依頼する工事の内容を自分たちで検討し、ある程度の形にしておくと、現場の声に合わせた本当に使いやすいレイアウトの実現を叶える1手となります。



2.見積もり依頼


見積もりを数社から集め、依頼する専門業者を選定します。この際、不明な点はよくよく相談し想定と工事内容のズレを少なくしておくことがポイントです。



3.工事スケジュール決定



施工業者を決めた後は、工事スケジュールの設定です。規模と工事内容により期間はまちまちですが、規模が大きい場合はオフィス業務のストップもあり得ます。業務と見比べながら、負担の少ないスケジュールを組みましょう。



4.施工と現場確認


立ち会いに関しては、担当する専門業者によって対応がまちまちです。事前に確認しておきましょう。工事が終わったらプラン・設計図とともに、施工内容の確認作業に移ります。



5.業務復帰


床面の工事も含めて依頼した場合には、デスクや周辺機器の設置に取り掛かります。



※ワンポイント


LANケーブルの配線工事を発注する際には、ハブ機器の調達と施工も依頼すれば、確実に繋がる状態での納品が期待できます。配線工事だけを任せ、ハブ機器を自前で用意してしまうと、何らかの接続不良・ネットワークエラーが出た際、そのトラブル原因の発見に時間がかかってしまいます。ハブ機器も合わせて発注することで、こうした先々のトラブルを避けることができます。


配線をスッキリさせて、オフィス内の雰囲気もスッキリしたものに


オフィスの配線問題の解決は、景観整備、ケガ防止、事故防止の観点から、すぐに実施したほうがいい類のものです。特に事務所開設から時間が経ったオフィスなどでは、その効果はただの整理にとどまりません。

スッキリとしたデスク周りは、働いている人間のメンタルだけでなく、来社したお客様の印象もガラリと変えてくれます。

今回はその対策に、自分でできるものと専門業者に頼むものの2種類に分けてご紹介しました。

自分でできるものに関しては、100円ショップやホームセンターで入手できるグッズを利用するので、明日にでも試してみることが可能です。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、まずは足もとのコードの整理から始めてみてはいかがでしょうか。中にはもう使っていないのに刺さっている電源プラグなどもあるかもしれません。不用品の処分も同時に行いたいところですね。

専門業者に任せる際には、費用だけでなくその性格も重要です。自分たちのアイデアを形にする際は、双方の理解力がキーになります。相性のいいスタッフがいれば、ミーティングを重ねることで、使いやすいオフィスが出来上がります。

ミライズワークスでは、新規ご開設やご移転時・レイアウト変更時を問わず、配線工事に対応することができます。個々のオフィスに合った配線プランもお任せください。ベストなソリューションをご提案いたします。

「オフィスの配線問題」に関するお悩みは、ミライズワークスにご相談くださいませ。